中国毒ギョーザ 発覚直後に在庫を投棄 天洋が証拠隠滅か(毎日新聞)
2010年 04月 02日
【北京・浦松丈二】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、元臨時従業員が逮捕された製造元の天洋食品(河北省石家荘市)が08年1月30日の事件発覚直後、工場冷凍庫に保管されていた大量のギョーザを下水道に投棄していたことが分かった。同社関係者が毎日新聞に明らかにした。内部犯行が疑われたため、証拠隠滅を図ったとみられる。
関係者によると、天洋食品幹部の指示を受けた従業員数人で製品の包装を開け、ギョーザだけを工場内のマンホールから下水道に投棄した。包装袋は工場のフェンスから外部にまとめて捨てたという。しかし、天洋食品の底夢路工場長は発覚から3日後の同年2月2日に記者会見し「厳格な生産管理、消毒制度を導入しており、農薬事故は一度もない」と説明、工場内で毒物が混入した可能性を否定していた。
同社は日本政府調査団を同5日に工場内に受け入れ、製造工程などを公開した。その前日の4日には破かれた多数の包装袋や検査記録表が工場の外に散乱していたことが確認されており、調査団受け入れ前には冷凍庫で保管していたギョーザを下水道に投棄していたことになる。
【関連ニュース】
中国毒ギョーザ:警察庁、幹部を派遣し中国側と協議
中国毒ギョーザ:押収注射器に殺虫剤 特殊な極細針
中国毒ギョーザ:被害者の傷癒えず 今も通院の男性も
中国毒ギョーザ:身柄引き渡しは困難
中国毒ギョーザ:「さらに究明を」首相が談話
・ 「有効だが、引き続き検討」=児童ポルノへの接続遮断−有識者協議会が報告(時事通信)
・ 判決文偽造し詐欺、元家裁書記官に懲役11年(読売新聞)
・ 不明女子高生の遺体と確認=死因は水死−長崎県警(時事通信)
・ 特養の介護職員による吸引や経管栄養、一定条件で可能に(医療介護CBニュース)
・ 国松警察庁長官銃撃事件の時効成立(読売新聞)
関係者によると、天洋食品幹部の指示を受けた従業員数人で製品の包装を開け、ギョーザだけを工場内のマンホールから下水道に投棄した。包装袋は工場のフェンスから外部にまとめて捨てたという。しかし、天洋食品の底夢路工場長は発覚から3日後の同年2月2日に記者会見し「厳格な生産管理、消毒制度を導入しており、農薬事故は一度もない」と説明、工場内で毒物が混入した可能性を否定していた。
同社は日本政府調査団を同5日に工場内に受け入れ、製造工程などを公開した。その前日の4日には破かれた多数の包装袋や検査記録表が工場の外に散乱していたことが確認されており、調査団受け入れ前には冷凍庫で保管していたギョーザを下水道に投棄していたことになる。
【関連ニュース】
中国毒ギョーザ:警察庁、幹部を派遣し中国側と協議
中国毒ギョーザ:押収注射器に殺虫剤 特殊な極細針
中国毒ギョーザ:被害者の傷癒えず 今も通院の男性も
中国毒ギョーザ:身柄引き渡しは困難
中国毒ギョーザ:「さらに究明を」首相が談話
・ 「有効だが、引き続き検討」=児童ポルノへの接続遮断−有識者協議会が報告(時事通信)
・ 判決文偽造し詐欺、元家裁書記官に懲役11年(読売新聞)
・ 不明女子高生の遺体と確認=死因は水死−長崎県警(時事通信)
・ 特養の介護職員による吸引や経管栄養、一定条件で可能に(医療介護CBニュース)
・ 国松警察庁長官銃撃事件の時効成立(読売新聞)
by dd8jzglvjv | 2010-04-02 13:44